[η]プロジェクトとイベントと短期請負タスク~タスクの観点から~

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仕事の要素であるプロジェクトとイベントと短期請負タスクについて、タスクという軸でそれぞれを比較しつつ、解説していきます。

プロジェクト

最終的なゴール達成までの期間が長い=納期が長いのがプロジェクトの特徴です。プロジェクトの納期は1週間以上のイメージです。たとえば、「A社から仕事の受注を取る」というプロジェクトの納期は、少なくとも月単位となります。

プロジェクト中心の仕事では、プロジェクトを自分でタスクに分解するので、1タスクにかかる時間(タスクの粒度)は自分で決められます。「A社から仕事の受注を取る」というプロジェクトの一部である「提案書を作る」というタスクを、1日を丸々使う粒度の大きなタスクとして扱うのも、「提案内容を考える」「提案書の骨子を作る」・・・と、さらに分解するのも当人次第です。

1日あたりのタスク数は、就労時間という1日あたりの枠が決まっている限り、1タスクあたりの時間によって決まるので、これも自分で決めることができるということなります。

タスクの種類とは、「電話をする」、「表Aを分析する」などの具体的な作業内容のバリエーションを意味します。プロジェクト中心の仕事では、タスクの種類は進めるプロジェクトの内容によるので、多いこともあれば少ないこともあるでしょう。

イベント

イベントの納期は即時です。家電の販売員として店頭に立っていて、お客さんに声をかけられたなら、即時にお客さんの要望に応える必要があります。会議に出席しているなら、自分が会議に参加している目的を達成可能なタイミング(自分が発言できるタイミングが来たとき等)で即時に目的達成のための行動をとる必要があります。

(※イベントはタスクの一種なので、以下仕事の3要素の一つである概念としてのイベントはそのまま「イベント」、タスクとしてのイベントは「タスク(イベント)」という表現で説明していきます)

イベントでは、1タスク(イベント)にかかる時間は長くなる傾向にあります。接客ならば店頭に連続で立っている数時間が1タスク(イベント)の時間になりますし、会議や打合せにも最低30分はかかるでしょう。

1日あたりのタスク(イベント)数は、1タスク(イベント)にかかる時間が長いので、少なくなります。

イベントでは、相手に対してその場で、数多くの対応の選択肢の中から状況や相手に合わせた最適な行動を取る必要があります。しかし、この行動選択の行為はタスクではありません。

例えば美容師は事前に「お客さんが『いやー、今日は暑いね』と言ったら、清涼感のあるシャンプーの販売を試みる」というタスクを事前に組んで接客をしているわけではありません。「Aさんの髪を切る」というタスクの中で取る行動の1パターンに過ぎません。「接客のため店頭に出る」や「プロジェクトAについての会議」という大きなくくりがタスク(イベント)になります。

イベントは、タスク(イベント)の種類は少ないが、タスク(イベント)の中で行動を選択する頻度が最も多いというイメージです。

短期請負タスク

短期請負タスクの納期は数分後~一週間後です。短期請負タスクは、他者からの依頼によって発生します。その依頼が超緊急であれば数分後に対応を完了する必要があります。一方、緊急でなければ特に納期指定もなく一週間後に対応を完了しても問題ない場合もあります。まぁこの二つの例は極端な話であり、納期のボリュームゾーンは当日~翌日となります。

1タスクにかかる時間は短いです。また別に記事を書きますが、短期請負タスクとは他者のプロジェクトの一部なので、必然的にボリュームが小さくなるからです。

1日あたりのタスク数は多くなります。1タスクにかかる時間が短いからです。

タスクの種類は、担当している業務範囲によります。業務範囲が狭ければ、依頼内容は限定的ですが、業務範囲が広ければ、依頼内容の種類が増え、それに伴いタスクの種類も増えます。

まとめ

上記をまとめたのが下図です。次回はまた違う視点からこれらの要素を比較してみます。
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以上、「ハックの哲学」のイド♂(@idomars)がお送りしました。


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